2020年2月13日(木)に、当財団主催の特別ゼミを、とらや赤坂店地下1階虎屋赤坂ギャラリーにて開催いたしました。本年1回目は、「発酵が支える日本の産業」ということで、農学博士で東京農業大学名誉教授でもいらっしゃる小泉武夫先生に講演をお願いいたしました。財団代表の力石の挨拶のあと、今回会場を提供してくださいました財団の評議員でもあられる株式会社虎屋代表取締役社長黒川光博氏よりお言葉をいただきました。
今回の講演会では、研究者であられる小泉先生に、「発酵」に関する基礎知識的なお話から昨今の研究・開発動向まで、また、食産業のみならず環境・医学・エネルギーなど多くの分野にわたってのお話を学術的な視点からしていただきました。
26年間連続連載中の日本経済新聞の「食あれば楽あり」をはじめ、数多くの著書を執筆されてきた小泉先生のユーモアに富んだ語り口に、70名の参加者をお迎えした会場は終始和やかな雰囲気のもと、盛会のうちに終了いたしました。