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2018年4月25日(水) 特別ゼミ『訪日者への正しい日本食文化の発信』を開催いたしました
2018年4月25日(水) 当財団主催 特別ゼミを、株式会社エフ・エム・アイ 東京本社1階 テストキッチンにて開催致しました。 本年は「訪日者への正しい日本食文化の発信」を大きなテーマに、2020年のオリンピックに向けて、財団の活動計画にもある、「訪日者への日本食体験のコンテンツ作成」や「日本食と日本文化の発信活動」に則った内容を3回にわたって特別ゼミとして計画致しております。 その第1弾として、国際的な活動を通じて、海外でもご活躍されている、柳原尚之氏と手塚良則氏をお招きし、お二人のお話しと共に、「出汁」と「握り鮨」のデモンストレーションを行っていただきました。 明治43年創業 大森海岸 松乃鮨の4代目で、ソムリエでもいらっしゃいます手塚氏より、「鮨を通じて、日本文化とおもてなしを伝える」というテーマのもと、鮨の簡単な歴史、日本のお寿司と世界のお寿司、また、ご自身が訪日外国人に行っているガイド業務・体験握りのことを実演も交えてお話ししていただきました。 江戸懐石近茶流嗣家 柳原料理教室副主宰でいらっしゃいます 柳原様からは、「WASHOKU for all -和食を世界へ-」と題し、和食の定義のお話しや、2015年文化庁文化交流使に選任され、各国にて和食の講義、デモンストレーションをされた際のお話しと共に、出汁について、昆布やカツオ節等を用いて詳しくご説明してくださいました。 歓談の際には、握り鮨と、筍のお吸い物が振舞われ、会員同士で積極的な交流が行われて盛会のうちに終了しました。 次回の特別ゼミ開催は、7月18日(水)を予定しております。 皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。
米国カリフォルニア州山火事被災地復興支援チャリティーディナーのご報告
先般、当財団活動の一環としてご報告しておりました、米国カリフォルニア州山火事被災地復興支援チャリティーディナーとヒーローズディナーは3月25日(日)、26日(月)に無事開催され、当財団から派遣された6名のシェフの方々の大活躍により、多くの参加者に喜んでいただける二日間となりました。 開催にあたり現地でご尽力いただいたSingle Thread Farmのオーナーシェフ カイル・コノートン氏によると、このチャリティーディナーにおいて集められた寄付金は50万ドルにのぼり、開催後もなお増え続けているとのことで、現地でも大成功であったとの評価を得ることができました。 到着早々、SingleThreadFarmのスタッフの方々と積極的なコミュニケーションを図り、準備を着々と進め、短期間のうちに素晴らしいチームワークを作り上げる事が出来ました。ディナー前夜には、火災の被害があった地域を車で走り、その被害の大きさと深刻さを知り、今回のチャリティーイベントの意義と意気込みを新たに致しました。 これもひとえに、本趣旨にご賛同いただき、ご協賛いただいた皆様方のお陰と存じます。また、開催当日は現地での複数のメディア取材も受けまして、その活動は広く報じられたと聞き及んでおります。 当財団としましては、今後も当財団の活動基軸に基づき、様々な観点で活動を広げてまいる所存です。引き続きのご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。