今年で第3回目となるCIA 「Culinary Tour of Japan 2019」が開催され、CIAでこれから和食を学ぶ9名の学生が来日しました。
CIAの和食プログラムは今年から学士課程の選択集中科目となり、(Japanese Cuisine Bachelor’sDegree Concentration) それにともない、本ツアーも必修プログラムのひとつとなりました。当財団は本年もツアーの企画・運営を担い、全行程のアレンジと案内役として参加いたしました。
大阪ー三重ー京都ー東京と日本の各地を訪ねるプログラムでは、法人会員様をはじめ、当財団とも関係の深い多くの皆様にご協力いただきました。
今年初めて訪問させていただきました、京都宇治の辻利一本店様にて、お抹茶からほうじ茶まで5種類のお茶を淹れて味わう体験をさせていただきました。
京都ではJA全農のタケノコ圃場を見学。
京都竹茂楼では、佐竹洋二氏、女将の佐竹由紀子様、研修中のアンソニー氏から日本料理や懐石についてのお話を伺いつつお料理をいただきました。
京都虎屋様では虎屋の歴史を伺い、上生菓子の実演を見学。
今年豊洲に移転した中央卸売市場の場内を見学。
柳原料理教室の柳原尚之氏、大森海岸松乃鮨の手塚良則氏にご案内いただきました。
柳原料理教室では日本料理特有の道具についてのレクチャーをいただきました。
キッコーマンホールディングス様の千葉県野田本社では醤油を実際に作るプロセスを体験
貝印様では包丁研ぎの実演を見学、体験をさせていただきました。
サントリーホールディングス様本社では、サントリー様のサスティナビリティに関する活動についてお話をうかがいました。
この他にも、昨年に引き続き、富士酢醸造元飯尾醸造様、長谷製陶株式会社様、学校法人辻料理学館辻調理師専門学校様、また、新たに千房ホールディングス株式会社様、がんこフードサービス株式会社様では素晴らしいレクチャーと食体験をさせていただきました。
また、各日程お食事場所として、JA全農様の焼肉・すきやき純 梅田本店様、カフェレストランpoco a poco様、天婦羅あら井様、大森海岸松乃鮨様、鰻割烹 新川様、伊右衛門サロン渋谷ヒカリエ店様にご協力いただきました。
学生たちは、日本料理の知識や技術、体験だけでなく、日本の文化や伝統、歴史についてもしっかりと学び、有意義な時間を過ごせた様子で、無事帰路につかれました。
私共財団では、これからも訪日者への日本食体験と教育支援活動を行ってまいります。