本年は「Respect Local~リスペクト・ローカル~」を大きなテーマに、地方で活躍されている生産者、料理人の方々の活動を財団としても支援すべく3回にわたって特別ゼミを計画いたしております。
その第3弾として2017年11月20日当財団主催の特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~奈良のたからもの』を白金台ときのもりにて開催いたしました。
まずは奈良・東京において伝統的な生活・食文化が色濃く残る奈良町の魅力をより活かす活動をされている(有)くるみの木の石村由起子氏のお話をうかがいました。
企業で企画や店舗開発の仕事をされていた石村氏が奈良で夫婦が経営されていたペンションを引き継ぎ「秋篠の森」をオープンさせ、経営を軌道にのせるまで苦労されたお話しや生活の中でのささやかな笑いや幸せで自分を奮い立たせていた経験などをお話し下さいました。
後半はときのもりの2階にあるレストラン「シエル エ ソル」の料理長である音羽創氏による奈良の食材を使ったフィンガーフードが参加者の皆様にふるまわれました。
- 秋刀魚のタルトレット
- 蓮根餅 行法味噌
- 大和まな、寒熟ほうれん草のフラン
- 人参のシフォン、吉野柿
お料理はは立食形式でふるまわれ、会員同士で積極的な交流が行われて盛会のうちに終了しました。
今後も地方の食文化の活性化を財団としても支援してまいりたいと思っております。