2018年前期 経営者交流会を開催致しました

2018年6月20日(水) 当財団主催 2018年前期 経営者交流会を、赤坂プリンス クラシックハウスにて開催致しました。

本年度も法人会員の皆様の親睦を深めるべく、65社の法人会員の内、約40社の皆様にご参加いただきました。当日は前回11月の交流会でもお話しさせて頂いた「食の大学院大学」設立の経過報告と、また新たな教育プログラム開発についてのご報告、そして11月以降の財団活動報告もさせていただきました。

昼食をとりながら、日本の飲食に関わる企業、そしてそれを取り巻く関連企業の皆様との親睦とビジネス交流を活発的に行いました。お食事には当財団がサントリー様と共同開発した「WATSUNAGI」シロップを使用したお料理もふるまわれました。

会の後半には、株式会社ソシエテミクニ 代表取締役 三國清三氏、伊那食品工業株式会社 代表取締役副社長 塚越英弘氏、株式会社Plan・Do・See 取締役 三原直氏、株式会社エフ・エム・アイ 代表取締役社長 木本武雄氏にもご登壇いただきご挨拶をいただきました。

本年度は11月16日(金)にも開催予定でございます。

会員の皆様にはふるってのご参加をお待ち申し上げております。

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2018年4月25日(水) 特別ゼミ『訪日者への正しい日本食文化の発信』を開催いたしました

2018年4月25日(水) 当財団主催 特別ゼミを、株式会社エフ・エム・アイ 東京本社1階 テストキッチンにて開催致しました。

本年は「訪日者への正しい日本食文化の発信」を大きなテーマに、2020年のオリンピックに向けて、財団の活動計画にもある、「訪日者への日本食体験のコンテンツ作成」や「日本食と日本文化の発信活動」に則った内容を3回にわたって特別ゼミとして計画致しております。

その第1弾として、国際的な活動を通じて、海外でもご活躍されている、柳原尚之氏と手塚良則氏をお招きし、お二人のお話しと共に、「出汁」と「握り鮨」のデモンストレーションを行っていただきました。

 

明治43年創業 大森海岸 松乃鮨の4代目で、ソムリエでもいらっしゃいます手塚氏より、「鮨を通じて、日本文化とおもてなしを伝える」というテーマのもと、鮨の簡単な歴史、日本のお寿司と世界のお寿司、また、ご自身が訪日外国人に行っているガイド業務・体験握りのことを実演も交えてお話ししていただきました。

 

 

 

 

 

江戸懐石近茶流嗣家 柳原料理教室副主宰でいらっしゃいます 柳原様からは、「WASHOKU for all -和食を世界へ-」と題し、和食の定義のお話しや、2015年文化庁文化交流使に選任され、各国にて和食の講義、デモンストレーションをされた際のお話しと共に、出汁について、昆布やカツオ節等を用いて詳しくご説明してくださいました。

 

 

 

 

 

歓談の際には、握り鮨と、筍のお吸い物が振舞われ、会員同士で積極的な交流が行われて盛会のうちに終了しました。

 

次回の特別ゼミ開催は、7月18日(水)を予定しております。
皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。

 

 

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米国カリフォルニア州山火事被災地復興支援チャリティーディナーのご報告

先般、当財団活動の一環としてご報告しておりました、米国カリフォルニア州山火事被災地復興支援チャリティーディナーとヒーローズディナーは3月25日(日)、26日(月)に無事開催され、当財団から派遣された6名のシェフの方々の大活躍により、多くの参加者に喜んでいただける二日間となりました。

開催にあたり現地でご尽力いただいたSingle Thread Farmのオーナーシェフ カイル・コノートン氏によると、このチャリティーディナーにおいて集められた寄付金は50万ドルにのぼり、開催後もなお増え続けているとのことで、現地でも大成功であったとの評価を得ることができました。

 

到着早々、SingleThreadFarmのスタッフの方々と積極的なコミュニケーションを図り、準備を着々と進め、短期間のうちに素晴らしいチームワークを作り上げる事が出来ました。ディナー前夜には、火災の被害があった地域を車で走り、その被害の大きさと深刻さを知り、今回のチャリティーイベントの意義と意気込みを新たに致しました。

これもひとえに、本趣旨にご賛同いただき、ご協賛いただいた皆様方のお陰と存じます。また、開催当日は現地での複数のメディア取材も受けまして、その活動は広く報じられたと聞き及んでおります。

当財団としましては、今後も当財団の活動基軸に基づき、様々な観点で活動を広げてまいる所存です。引き続きのご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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米国カリフォルニア州山火事被災地復興支援チャリティー活動の概要

2017年10月8日に米国カリフォルニア州北部で発生した大規模な山火事で、当財団と深い関係にあるCIA(Culinary Institute of America)のカルフォルニア校があるナパ郡やソノマ郡において、甚大な被害が生じております。

当財団を設立いたしましたのは、2010年に開催されたCIAのWorlds of Flavorにご参加いただいた「チーム オブ ジャパン」の方々から、2011年に発生した東日本大震災における被災地支援を申し出られたことがきっかけでした。その際には、海外からも多くのご支援がもたらされ、私ども日本人にとっても、大変ありがたい、また勇気づけられる出来事であったと記憶しております。

今般、カルフォルニア州での山火事の報道を受けて、当財団としましても、何か被災地支援の活動ができないかと考え、CIAの関係者と協議を進めてまいりました。活動概要と協賛内容が決まりましたので以下にご報告させていただきます。

財団からは協賛内容としましてチャリティーディナーへのシェフの派遣を計画しております。

チャリティーディナーの様子は後日、こちらにレポートを掲載させていただきます。

ソウルオブジャパン事務局

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CIA「Culinary Tour of Japan 2017」のプログラムの企画・運営を担当いたしました

2017年8月30日(水)~9月8日(金)にCIA「Culinary Tour of Japan 2017」が開催され、CIAで和食を学ぶ17名の学生が来日しました。当財団は当ツアーの企画・運営を担い、全行程のアレンジと現地での案内役として参加いたしました。東京~福岡~京都~大阪と日本の各地を訪ねるプログラムには、当財団と関係の深い多くの皆様にご協力いただきました。その中のいくつかのコンテンツをご紹介させていただきます。

日本料理 龍吟(六本木)店主 山本征治氏によるレクチャー

六本木にある龍吟のお店で、世界的にも高い評価を得続けている山本征治氏からご自身のこれまでの体験に基づくお話しを伺いました。「食とは人の命を預かる大切な仕事であり、自分は外科医と同じ気持ちで料理に向き合っている」というお話は学生にとっては刺激的な内容でした。

 

 

 

 

オテル・ドゥ・ミクニ(四谷)オーナーシェフ三國清三氏によるレクチャー


迎賓館に近い静かな住宅街にある一軒家レストランで、厨房などの店内を見学しながらお話しを伺いました。

築地玉寿司・寿司のにぎり体験をしながら昼食

築地玉寿司にて寿司にぎり体験をした後、自分でにぎったお寿司を昼食にいただきました。

飯尾醸造訪問・米の発酵文化やお酢づくりについての講義と蔵見学

創業124年、創業以来ほとんど変わらない製法でお酢づくりをしている飯尾醸造では、5代目飯尾彰浩氏によるお米の発酵文化やお酢づくりについての講義と蔵を見学しました。

 

 

 

 

 

CIAのJapan Study Programをサポートする辻調グループの辻調理師専門学校訪問

学校内施設見学と同校校長・辻芳樹氏による講義を受け、日本料理のデモンストレーションを体験しました。

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特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~ 奈良のたからもの』を開催いたしました

本年は「Respect Local~リスペクト・ローカル~」を大きなテーマに、地方で活躍されている生産者、料理人の方々の活動を財団としても支援すべく3回にわたって特別ゼミを計画いたしております。

その第3弾として2017年11月20日当財団主催の特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~奈良のたからもの』を白金台ときのもりにて開催いたしました。

まずは奈良・東京において伝統的な生活・食文化が色濃く残る奈良町の魅力をより活かす活動をされている(有)くるみの木の石村由起子氏のお話をうかがいました。

企業で企画や店舗開発の仕事をされていた石村氏が奈良で夫婦が経営されていたペンションを引き継ぎ「秋篠の森」をオープンさせ、経営を軌道にのせるまで苦労されたお話しや生活の中でのささやかな笑いや幸せで自分を奮い立たせていた経験などをお話し下さいました。

 

後半はときのもりの2階にあるレストラン「シエル エ ソル」の料理長である音羽創氏による奈良の食材を使ったフィンガーフードが参加者の皆様にふるまわれました。

メニュー

  • 秋刀魚のタルトレット
  • 蓮根餅 行法味噌
  • 大和まな、寒熟ほうれん草のフラン
  • 人参のシフォン、吉野柿

 

お料理はは立食形式でふるまわれ、会員同士で積極的な交流が行われて盛会のうちに終了しました。

 

 

 

 

今後も地方の食文化の活性化を財団としても支援してまいりたいと思っております。

 

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慶應義塾大学・スタンフォード大学 国際交流プログラム「SKIP2017・和食デイ」に協賛いたしました

2017年9月4日(月)慶應義塾大学国際関係会主催 SKIP2017の和食デイに協賛いたしました。昨年に続き2回目の協賛プログラムとなりました。

今年はまず最初の1時間で柳原料理教室の柳原尚之氏に出汁についての講義をしていただき、出汁の「おいしさ」を生む大切な役割を果たしている「旨味」について、昆布や鰹節など実際に食材に触れながら詳しく説明をしていただきました。

柳原料理教室 柳原尚之氏

 

 

 

 

そして前半パートでは更科堀井蕎麦の堀井良教氏に蕎麦打ちの講義と実演、神楽坂天孝の新井均氏に天ぷらの講義と実演、松乃鮨の手塚良則氏に鮨の講義と握りの実演をしていただきました。

更科堀井蕎麦 堀井良教氏

 

 

 

 

神楽坂天考 新井均氏

 

 

 

 

松乃鮨 手塚良則氏

 

 

 

 

 

後半のパートは株式会社虎屋の黒川光晴氏に虎屋の歴史と和菓子についてご講義と実演、遠州茶道宗家の小堀宗翔氏にお点前を披露していただきました。

株式会社虎屋 黒川光晴氏

 

 

 

 

遠州茶道宗家 小堀宗翔氏

 

 

 

 

 

ソウルオブジャパンならでは企画に参加した学生の皆様より喜びの声を早速いただき盛会のうちに終了致しました。

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特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~御食国に息づく豊かな食文化を学ぶ』を開催いたしました

本年は「Respect Local~リスペクト・ローカル~」を大きなテーマに、地方で活躍されている生産者、料理人の方々の活動を財団としても支援すべく4回にわたって特別ゼミを計画いたしております。

その第2弾として2017年6月29日当財団と三重県共催で特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~御食国に息づく豊かな食文化を学ぶ』を日本橋三重テラスにて開催いたしました。

冒頭の挨拶では三重県から渡邉信一郎副知事と財団の法人会員でもあり、みえの食国際大使を務める株式会社ソシエテミクニ代表取締役三國清三オーナーシェフにご登壇いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは神宮司庁から矢野高陽氏に伊勢神宮の歴史や神宮内で日々執り行われている行事などについてご講演をいただきました。

 

 

 

 

 

 

後半は伊勢神宮外宮前のフランス料理店ボンヴィヴァンのオーナーシェフ河瀬氏に伊勢の食材についてお話いただき、シェフに調理して頂いたメニューが参加者の皆様にふるまわれました。

 

 

 

 

 

 

試食タイムは立食形式で参加された会員同士で積極的な交流が行われ、盛会のうちに終了致しました。

メニュー

・玉葱の冷製スープ

・ヒラマサの瞬間燻製

・アワビの食べ比べ 生/蒸し

 

 

 

 

 

 

 

当日は有限会社二軒茶屋餅角屋本店からクラフトビール「角屋ビール」ペールエールとスタウト、清水清三郎商店株式会社から純米大吟醸1種と純米酒2種、有限会社森と水を守る会からナチュラルウォーター「森の番人」を協賛いただき、お料理とのフードペアリングを参加者の皆様にお楽しみいただきました。

 

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特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~対馬市の獣害被害対策のご紹介』を開催いたしました

本年は「Respect Local~リスペクト・ローカル~」を大きなテーマに、地方で活躍されている生産者、料理人の方々の活動を財団としても支援すべく4回にわたって特別ゼミを計画いたしております。

その第1弾として2017年4月27日当財団主催の特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~対馬市の獣害被害対策のご紹介』をホシザキ東京株式会社1階 テストキッチンにて開催いたしました。

前半は対馬市で獣害被害対策にあたられている獣医師の谷川ももこ様に「捕って、食べて、使って、命がつなぐ人と暮らし」と題し、ご講演いただきました。

2013年に地域おこし協力隊として対馬市に移住し、そこで獣害被害に悩まされる地元の人たちの意識を「獣害から獣財へ」変えることを目標に取り組んでいる日々の活動をご紹介いただきました。

 

 

 

 

 

 

後半は株式会社ブーランジェリーエリックカイザージャポンの岡嶋伸忠様に対馬市の食材を使ってジビエ料理を調理していただき参加者の皆様に試食をしながら交流をお楽しみいただきました。メニュー:シャルキュトリー盛り合わせ/イノシシ肩ロース鹿ロースの低温調理/鹿イノシシハンバーグ二種/メゾンカイザーバケット

 

 

 

 

 

 

 

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特別ゼミ『日本の醸造文化の魅力と可能性を考える』を開催いたしました

2016年11月22日当財団主催の特別ゼミ『日本の醸造文化の魅力と可能性を考える』を株式会社エフ・エム・アイ 東京本社1階 テストキッチンにて開催いたしました。

前半は蔵元後継者で構成される学生団体「蔵人の会」のメンバーに地元・蔵の起源や蔵を継ぐということに対する思いなどをお話しいただきました。

株式会社大竹醤油醸造場 大竹令馬氏、有限会社すずき味噌店 鈴木昂徳氏、株式会社家久長本店 石井美紀氏

後半には株式会社飯尾醸造5代目飯尾彰浩氏による「米酢」をテーマにしたご講演をいただき、日本で一番必要とされるお酢蔵を目指し日々努力されている経営理念についてや50年以上にわたり、無農薬の米から酢を造り続けることへの思い、地元・丹後を日本のサンセバスチャンにする夢についてお話しいただきました。

最後に具をNHK「きょうの料理」でもおなじみの近茶流嗣家 柳原尚之氏と六本木/精進料理 「宗胡」の野村大輔氏に作っていただき、テマキングこと飯尾氏による「テマパ完全マニュアル」に沿った手巻き寿司パーティを開催し参加者の皆様に手巻き寿司をお楽しみいただきました。

 

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