CIA「Culinary Tour of Japan 2017」のプログラムの企画・運営を担当いたしました

2017年8月30日(水)~9月8日(金)にCIA「Culinary Tour of Japan 2017」が開催され、CIAで和食を学ぶ17名の学生が来日しました。当財団は当ツアーの企画・運営を担い、全行程のアレンジと現地での案内役として参加いたしました。東京~福岡~京都~大阪と日本の各地を訪ねるプログラムには、当財団と関係の深い多くの皆様にご協力いただきました。その中のいくつかのコンテンツをご紹介させていただきます。 日本料理 龍吟(六本木)店主 山本征治氏によるレクチャー 六本木にある龍吟のお店で、世界的にも高い評価を得続けている山本征治氏からご自身のこれまでの体験に基づくお話しを伺いました。「食とは人の命を預かる大切な仕事であり、自分は外科医と同じ気持ちで料理に向き合っている」というお話は学生にとっては刺激的な内容でした。         オテル・ドゥ・ミクニ(四谷)オーナーシェフ三國清三氏によるレクチャー 迎賓館に近い静かな住宅街にある一軒家レストランで、厨房などの店内を見学しながらお話しを伺いました。 築地玉寿司・寿司のにぎり体験をしながら昼食 築地玉寿司にて寿司にぎり体験をした後、自分でにぎったお寿司を昼食にいただきました。 飯尾醸造訪問・米の発酵文化やお酢づくりについての講義と蔵見学 創業124年、創業以来ほとんど変わらない製法でお酢づくりをしている飯尾醸造では、5代目飯尾彰浩氏によるお米の発酵文化やお酢づくりについての講義と蔵を見学しました。           CIAのJapan Study Programをサポートする辻調グループの辻調理師専門学校訪問 学校内施設見学と同校校長・辻芳樹氏による講義を受け、日本料理のデモンストレーションを体験しました。

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特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~ 奈良のたからもの』を開催いたしました

本年は「Respect Local~リスペクト・ローカル~」を大きなテーマに、地方で活躍されている生産者、料理人の方々の活動を財団としても支援すべく3回にわたって特別ゼミを計画いたしております。 その第3弾として2017年11月20日当財団主催の特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~奈良のたからもの』を白金台ときのもりにて開催いたしました。 まずは奈良・東京において伝統的な生活・食文化が色濃く残る奈良町の魅力をより活かす活動をされている(有)くるみの木の石村由起子氏のお話をうかがいました。 企業で企画や店舗開発の仕事をされていた石村氏が奈良で夫婦が経営されていたペンションを引き継ぎ「秋篠の森」をオープンさせ、経営を軌道にのせるまで苦労されたお話しや生活の中でのささやかな笑いや幸せで自分を奮い立たせていた経験などをお話し下さいました。   後半はときのもりの2階にあるレストラン「シエル エ ソル」の料理長である音羽創氏による奈良の食材を使ったフィンガーフードが参加者の皆様にふるまわれました。 メニュー 秋刀魚のタルトレット 蓮根餅 行法味噌 大和まな、寒熟ほうれん草のフラン 人参のシフォン、吉野柿   お料理はは立食形式でふるまわれ、会員同士で積極的な交流が行われて盛会のうちに終了しました。         今後も地方の食文化の活性化を財団としても支援してまいりたいと思っております。  

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慶應義塾大学・スタンフォード大学 国際交流プログラム「SKIP2017・和食デイ」に協賛いたしました

2017年9月4日(月)慶應義塾大学国際関係会主催 SKIP2017の和食デイに協賛いたしました。昨年に続き2回目の協賛プログラムとなりました。 今年はまず最初の1時間で柳原料理教室の柳原尚之氏に出汁についての講義をしていただき、出汁の「おいしさ」を生む大切な役割を果たしている「旨味」について、昆布や鰹節など実際に食材に触れながら詳しく説明をしていただきました。 柳原料理教室 柳原尚之氏         そして前半パートでは更科堀井蕎麦の堀井良教氏に蕎麦打ちの講義と実演、神楽坂天孝の新井均氏に天ぷらの講義と実演、松乃鮨の手塚良則氏に鮨の講義と握りの実演をしていただきました。 更科堀井蕎麦 堀井良教氏         神楽坂天考 新井均氏         松乃鮨 手塚良則氏           後半のパートは株式会社虎屋の黒川光晴氏に虎屋の歴史と和菓子についてご講義と実演、遠州茶道宗家の小堀宗翔氏にお点前を披露していただきました。 株式会社虎屋 黒川光晴氏         遠州茶道宗家 小堀宗翔氏           … 続きを読む

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特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~御食国に息づく豊かな食文化を学ぶ』を開催いたしました

本年は「Respect Local~リスペクト・ローカル~」を大きなテーマに、地方で活躍されている生産者、料理人の方々の活動を財団としても支援すべく4回にわたって特別ゼミを計画いたしております。 その第2弾として2017年6月29日当財団と三重県共催で特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~御食国に息づく豊かな食文化を学ぶ』を日本橋三重テラスにて開催いたしました。 冒頭の挨拶では三重県から渡邉信一郎副知事と財団の法人会員でもあり、みえの食国際大使を務める株式会社ソシエテミクニ代表取締役三國清三オーナーシェフにご登壇いただきました。                     まずは神宮司庁から矢野高陽氏に伊勢神宮の歴史や神宮内で日々執り行われている行事などについてご講演をいただきました。             後半は伊勢神宮外宮前のフランス料理店ボンヴィヴァンのオーナーシェフ河瀬氏に伊勢の食材についてお話いただき、シェフに調理して頂いたメニューが参加者の皆様にふるまわれました。             試食タイムは立食形式で参加された会員同士で積極的な交流が行われ、盛会のうちに終了致しました。 メニュー ・玉葱の冷製スープ ・ヒラマサの瞬間燻製 ・アワビの食べ比べ 生/蒸し             … 続きを読む

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特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~対馬市の獣害被害対策のご紹介』を開催いたしました

本年は「Respect Local~リスペクト・ローカル~」を大きなテーマに、地方で活躍されている生産者、料理人の方々の活動を財団としても支援すべく4回にわたって特別ゼミを計画いたしております。 その第1弾として2017年4月27日当財団主催の特別ゼミ『Respect Local~リスペクト・ローカル~対馬市の獣害被害対策のご紹介』をホシザキ東京株式会社1階 テストキッチンにて開催いたしました。 前半は対馬市で獣害被害対策にあたられている獣医師の谷川ももこ様に「捕って、食べて、使って、命がつなぐ人と暮らし」と題し、ご講演いただきました。 2013年に地域おこし協力隊として対馬市に移住し、そこで獣害被害に悩まされる地元の人たちの意識を「獣害から獣財へ」変えることを目標に取り組んでいる日々の活動をご紹介いただきました。             後半は株式会社ブーランジェリーエリックカイザージャポンの岡嶋伸忠様に対馬市の食材を使ってジビエ料理を調理していただき参加者の皆様に試食をしながら交流をお楽しみいただきました。メニュー:シャルキュトリー盛り合わせ/イノシシ肩ロース鹿ロースの低温調理/鹿イノシシハンバーグ二種/メゾンカイザーバケット              

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特別ゼミ『日本の醸造文化の魅力と可能性を考える』を開催いたしました

2016年11月22日当財団主催の特別ゼミ『日本の醸造文化の魅力と可能性を考える』を株式会社エフ・エム・アイ 東京本社1階 テストキッチンにて開催いたしました。 前半は蔵元後継者で構成される学生団体「蔵人の会」のメンバーに地元・蔵の起源や蔵を継ぐということに対する思いなどをお話しいただきました。 株式会社大竹醤油醸造場 大竹令馬氏、有限会社すずき味噌店 鈴木昂徳氏、株式会社家久長本店 石井美紀氏 後半には株式会社飯尾醸造5代目飯尾彰浩氏による「米酢」をテーマにしたご講演をいただき、日本で一番必要とされるお酢蔵を目指し日々努力されている経営理念についてや50年以上にわたり、無農薬の米から酢を造り続けることへの思い、地元・丹後を日本のサンセバスチャンにする夢についてお話しいただきました。 最後に具をNHK「きょうの料理」でもおなじみの近茶流嗣家 柳原尚之氏と六本木/精進料理 「宗胡」の野村大輔氏に作っていただき、テマキングこと飯尾氏による「テマパ完全マニュアル」に沿った手巻き寿司パーティを開催し参加者の皆様に手巻き寿司をお楽しみいただきました。  

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特別ゼミ『今注目の「漢方」と食文化 ~和漢の食材を生かした料理を味わう~』を開催いたしました

2016年9月21日当財団主催の特別ゼミ『今注目の「漢方」と食文化 ~和漢の食材を生かした料理を味わう~』を株式会社エフ・エム・アイ 東京本社1階 テストキッチンにて開催いたしました。   医療法人社団金匱会理事の本草研究科 針ヶ谷哲也氏とNHK「きょうのの料理」でもお馴染みの分とく山 野崎洋光氏のお二方をゲストスピーカーにお迎えし、ご講演をいただきました。       針ヶ谷様には歴史を振り返りながら漢方の基本を中心に薬食同源の概念や現在漢方薬に使用されている生薬についてなどご講演いただき、、また煎じ薬による新しい漢方治療についてなど大変興味深い内容でした。       野崎様には「薬膳」をテーマに和食の陰陽の考え方や食材と器の関係などを中心にデモストレーションを加えながらご講演いただきました。       講演後には会場の参加者の皆様には薬膳の視点からの薬味の効用の説明とともに「蒸し鶏 ゼリー掛け」が野崎氏よりふるまわれました。

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慶應義塾大学・スタンフォード大学 日本食文化紹介交流プログラムに協賛いたしました

2016年9月5日(月)慶應義塾大学国際関係会主催 SKIP2016の和食デイに協賛いたしました。 当日はご協力いただきました近茶流嗣家 柳原様、株式会社虎屋 黒川様、遠州茶道宗家 小堀宗翔様によるスタンフォード大学生14名、慶應大学生18名にむけての和食プログラムが開催されました。 柳原氏による出汁の講演と土瓶蒸しづくりの体験         具材に鶏、海老、松茸、銀杏が入った出汁からとったお吸い物。 まずはそのまま味わい、次にすだちをかけてまた違った味を楽しみます。     スタンフォード生、慶應生が一緒に協力し合って土瓶蒸しづくりを体験しました。         美濃吉のお弁当と一緒に自分たちで作った土瓶蒸しをいただきます。         黒川光晴氏のよる和菓子の講演と実演         栗をモチーフにした和菓子の実演を見学しました。         小堀宗翔様によるお点前の披露         … 続きを読む

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特別ゼミ「虎屋御殿場工場・とらや工房見学」を開催いたしました

2016年6月28日当財団主催の特別ゼミ「虎屋御殿場工場・とらや工房見学」を開催いたしました。 御殿場工場では主に羊羹や最中の生産ラインと資料室を中心に見学してまわり、見学後は羊羹へのこだわりと歴史についてお話を伺いました。 お話の後には、小倉羊羹「夜の梅」と黒糖羊羹「おもかげ」を試食させていただきました。     工場見学の後の「とらや工房」はあいにくの雨でしたが、新緑のきれいな庭園と立派な竹林を散策しながらスタッフの方の説明とともに工房へ向かいました。 途中、メニューにも使用する野菜を育てている畑や伏流水などを見て回りました。 喫茶スペースではお赤飯とけんちん汁をいただき、食後には隣の厨房で作っている出来立てのどら焼きを楽しみました。 最後に「とらや工房が目指すこと」と題し、株式会社虎玄の堂本彩樹様、とらや工房店長の勝間田めぐみ様のお二方をゲストスピーカーにお迎えし、とらや工房の歴史や取組み、これから目指すことなどについて講演していただきました。

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特別ゼミ「世界で認められたチャンピオン・サケ 「会津ほまれ」から日本酒の“今”を学ぶ」を開催いたしました

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2016年4月28日当財団主催特別ゼミ「世界で認められたチャンピオン・サケ 「会津ほまれ」から日本酒の“今”を学ぶ」を、ホシザキ東京高輪ビルにて開催いたしました。 日本酒を通じて日本文化を世界に紹介する活動をされている株式会社コーポ幸 代表取締役の平出淑恵氏、2015年IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)『チャンピオンSAKE』(SAKE部門の最高賞)に選ばれた「会津ほまれ」の蔵元であるほまれ酒造株式会社社長 唐橋裕幸氏のお二方をゲストスピーカーにお迎えし、ご講演いただきました。   日本酒を取り巻く環境や震災による風評被害で福島の蔵元としてご苦労されていること、海外でのこれかからの可能性についてなどのお話を中心にご講演をいただきました。また、IWCでの最高賞受賞や総理官邸を表敬訪問された時のエピソードなど大変興味深い内容でした。     講演後には「会津ほまれ」を含めた5種類の日本酒のテイスティングを行い、今回会場でもご協力いただいたホシザキ東京のシェフに考案いただいた喜多方市の食材を使った肴メニューと共に、フードペアリングを楽しんでいただきました。

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